【環境改善】介護施設での虐待を減らす為の防止案【対策】

介護施設での虐待を減らす為に

介護施設で一番問題視されているのは虐待です。
どこの施設でも虐待を防止する取り組みが行われていると思いますが、どこも職員のストレスに目を向けたものがほとんどです。

2015年12月から、従業員が50名以上の企業には労働者のストレスチェックが義務化されました。
ただストレスチェックと言っても表面的なものであり、職員がどの利用者さん・職員に対してストレスを抱えているのか、何に対してどういう感情を抱えているかまでは調べません。
ストレスチェックのサイトで自分の評価を行うだけでやりっぱなしになっているのが現状です。
そのサイトでストレス過多であると診断された場合のみ、上司と面談したり医師の診療を受けます。
これだけでは虐待を防止するには至りません。

介護施設で虐待をしている職員は自覚がある人だけではないのです。
本人には自覚がなくても、
「少し感情的になって手荒な介助になってしまった。」
これが思わぬ外傷や心の傷をもたらしてしまうのです。

虐待を減らすには現場の職員全員に虐待の意識があり、職員同士助け合う環境が必要だと思います。
どうしても虐待は人の目がない時に起きてしまうものです。
もっと従業員を増やし、監視の目を増やすことが重要だと感じます。
虐待のほとんどが人目の付かない時間帯や人目がない場所で起きているので、夜間や居室内で監視の目が行き渡る環境が必要です。

また、仲の良い職員同士が集まってしまうのもいけません。
虐待を黙認する仲になると、更に虐待はエスカレートして取り返しのつかない事態に繋がってしまいます。
職員2~3人が集まって利用者さんを虐待するニュースも時折流れますが、施設長やリーダークラスの人は同じ時間に仲の良い職員同士が集まる勤務を作らかったりユニットを移動させる等、仲の良い職員同士の密な関係を作らないようにするべきです。
ただ仲の良い職員であればいいんですがね^^;
どうしても虐待まがいの介助を行っている職員の話は耳に入りますので・・・

難しいことだと思いますが、虐待をして良いことが何一つありません。
虐待した本人は最悪刑務所に入りますし、虐待された利用者さんは亡くなってしまうこともあります。
虐待が起きた介護施設なんて誰も入ろうと思わないでしょうし、悪いこと尽くめです。
一時の感情で虐待をして後悔する前に、一度利用者さんから離れて気持ちを静め他の職員に対応してもらいましょう。
周りの職員も虐待に繋がってしまいそうな場面を目撃したら代わりに対応してあげることが必要です。

おわりに

絶対に虐待はしてはいけません。
一度虐待をしてしまうと虐待をするハードルが下がって何度も繰り返してしまいます。
職員は一丸となって助け合っていきましょう。
自分の家族が虐待されてたら嫌ですよね;;

本日も長々と読んで頂きありがとうございました!

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