【超役立つ13選】介護用品のご紹介

介護用具

介護用品って言ってもたくさんありすぎて何を使えばいいの?

一体どんな介護用品があるの?

全然わからなくててきとうに買ってきたけどこれで良いの?

安くないけど本当に効果があるの?

両親を楽にさせてあげたいのに介護用品のことが全然分からない・・・

 

これまでに、利用者さんの娘さんや息子さんが介護用品選びに困っているを何度も見てきました。

悲しいことに、ご両親を楽にさせてあげたいとばかりに様々な介護用品や似た商品を買って見えた方もいらっしゃいましたが、お金が勿体ないですし何より効果がない物ではご両親は楽にならないばかりか、褥瘡や怪我の元です。

 

でも、もう大丈夫です。

 

家でも介護施設でも使える【役立つ】介護用品選ぶ際のポイントを踏まえてご紹介していきます。

介護用品あれこれ

介護用品は値段が少し高いものが多いです。

それは介護としての機能が加わっているから当然なのです。

 

超役立つ介護用品を順番にご紹介しますので、今必要なものを検討してみてください。

1.介護シューズ

靴選びを間違えるとつまづく原因になるので大問題です。

靴選びのポイントは、

  • 着脱しやすいこと
  • 着脱に時間が掛からないこと
  • 滑りにくいこと
  • サイズを調整できること

上記の4点です。

 

靴選びで間違えやすいのが、安全=履きやすいということです。

よくスポッと簡単に履ける靴を買ってくるご家族がいましたが、それは同時に脱げやすいため危険です。

着脱しやすいというのはあくまで脱げないことが前提です。

↓の靴はマジックテープで足の形に合わせて履くことができるので脱げる心配を減らすことができるので、このような形状の靴を選ぶことをおすすめします。

ちなみに僕の祖母はこの靴を履いて生活していました。

2.防水シーツ

防水シーツは介護される側にもする側にも便利な介護用品です。

失禁時にベッドや布団をすべて洗う必要がなくなりますし、ベッドメイクもすぐに行えます。

防水シーツ選びのポイントは、

  • 寝心地が良いこと
  • 防水性が高いこと
  • 蒸れにくいこと
  • 失禁の頻度

上記の4点です。

 

防水シーツには何度も繰り返し使えるものと使い捨てがあります。

失禁の頻度が高い場合は何度も繰り返し使えるものにしておくとお金が掛からなくて済みます。

また、防水シーツはサイズが豊富に揃っています。
3種類をピックアップしましたので一度ご覧ください。

ベッドや布団の方が寝心地が良いので、失禁の尿量が少ない場合には小さいシーツを選びましょう。

3.シャワーチェアー

シャワーチェアーは入浴時のリスクを減らすことができる介護用品です。

シャワーチェアー選びのポイントは、

  • 背もたれがあること
  • 体重をかけても滑らないこと
  • チェアーから落ちにくいこと
  • 高さが調整できること

上記の4点です。

 

特に、シャワーチェアーは手すりと同様に移動時や座る際に体重をかけるので、水場でも滑らないように足がゴムになっているものを選びましょう。

こちらのシャワーチェアーは、椅子の中心がへこんでいるのでバランスを崩して落ちる恐れがありません。

4.入浴グリップ・お風呂用手すり

入浴グリップは浴槽の縁に取り付けて浴槽に入りやすくする、出やすくする介護用品です。

入浴グリップ選びのポイントは、

  • 手すりの位置が入る時と出る時に使いやすい位置にあること
  • 体重をかけてもズレないこと
  • 高さが調整できること

上記の3点です。

 

間違えがちなのが、入浴は浴槽に入るだけではありません。

浴槽から出る時の方が力が必要なため、低い位置にも手すりがあるものがおすすめです。

こちらの手すりは介護施設でも御用達で、かなり頑丈なつくりをしています

5.浴槽台

浴槽台は浴槽の底に取り付けて背の低い方や浴槽に座った時にお尻が滑って溺れないようにするための介護用品です。

浴槽台選びのポイントは、

  • 手すりの位置が入る時と出る時に使いやすい位置にあること
  • 体重をかけてもズレないこと
  • 高さが調整できること

上記の3点です。

 

身体の小さな高齢者さんだと、入浴時に身体が浮いてしまったりお尻が滑って溺れてしまう恐れがあります。

浴槽台を使用することでそのリスクを減らし、安全に入浴することができるようになります。

6.口腔ケアスポンジ

口腔ケアスポンジはご自身で歯磨きができない方やうがいが難しい方が歯ブラシの代わりに歯磨きで使用するための介護用品です。

ケアスポンジ選びのポイントは、
(これという点はなく、個人的に使いやすいケアスポンジになりますが・・・)

  • 持ち手がプラスチックであること
  • 回転して使いやすい形状であること

上記の2点です。

 

ケアスポンジに関しては完全に個人的に使いやすいもののご紹介をさせていただきます。

持ち手は紙とプラスチックの2種類があるのですが、紙だと折れてしまいますし、口の中で動かす際にしなりが効かないので使いにくい印象です。

また、ケアスポンジは回転して使用することがほとんどなので↓のケアスポンジが今まで使用した中で一番使いやすかったです。

自宅で祖母の介助をしていた際、他の安いケアスポンジを使用していましたが、使いにくかったので結局↓を使用していました。

7.前開きシャツ

前開きシャツは着脱しやすくした肌着です。

介護用シャツ選びのポイントは、

  • ボタンじゃなくマジックテープであること
  • 伸縮性があること

上記の2点です。

 

介護用シャツはご自身で服を着脱するのが難しい方(例えば拘縮や手先に痺れがある方)におすすめです。

前開きで留める部分がボタンではなくマジックテープだとご自身での着脱が簡単です。

時々、前開きシャツでも麻素材を使用したものがあり、伸縮しないので着脱が難しいものもあるので使用される方に合わせた素材選びが必要です。

8.食事用エプロン

食事用エプロンは食事中にこぼしてしまう方用の介護用品です。

食事用エプロン選びのポイントは、

  • サイズが合っていること
  • 洗濯がしやすいこと
  • 防水であること

上記の3点です。

 

エプロンに食事が零れないようにポケット付きのものがありますが、僕的にはあまりおすすめしません。

ポケット内のご飯を捨てるのが手間で、1日3食分捨てる作業が増えるだけで時間がもったいないです。
(忘れたままでポケットにご飯が入った状態で洗濯をすると、他の衣類にご飯が付着・・・なんてことも)

また、汁物や飲み物をこぼしても良いように防水加工のものを選びましょう

9.杖・ステッキ(プレゼントにもどうぞ)

杖は歩行を補助する介護用品です。

杖選びのポイントは、

  • サイズが合っていること
  • 持ちやすいこと
  • 杖をつきやすいこと

上記の3点です。

 

介護用品では他に4点杖という杖の進化系のような力を掛けた時により安定する杖があるのですが、こちらは僕的にはあまりおすすめしません。

というのも、杖から4点杖に変えた利用者さんは、普通の杖と同じように4点杖を使うのですが、どうしても杖をつく下の部分の幅が広くてつまずいてしまうことが多かったです。

まずは普通の杖を使ってみて、それからご両親と話し合って判断するのをおすすめします。

10.ポータブルトイレ

ポータブルトイレはトイレに行きたいけど遠くて行けない・・・そんな時に便利な介護用品です。

ポータブルトイレ選びのポイントは、

  • 背もたれがしっかりしていること
  • 肘置きがあること
  • 臭いが漏れにくいこと

上記の3点です。

 

ポータブルトイレには長時間座る可能性があるため、背もたれの作りが頑丈であり、肘を置いて楽な姿勢が取れるものをおすすめします。

また、部屋に置いておくことを考え、臭いが漏れにくい構造なのがベストです。

↓のポータブルトイレは値段の割にしっかりと作りこまれているので、僕がいた介護施設では複数購入して使用していました。

11.体位変換クッション

体位変換クッションは体位の保持・床ずれ防止用の介護用品です。

体位変換クッション選びのポイントは、

  • 洗濯できる(しやすい)こと
  • 通気性が良いこと

上記の2点です。

 

こちらのナーセントパットと呼ばれる体位変換クッションはカバーを取り外して洗え、低反発でカバーは通気性の良い素材が使用されています。

どういった体形でもクッションを組み合わせて床ずれ防止ができるのでおすすめです。

友人の作業療法士もこのクッションをかなり押しています。

(ナーセントパットの使い方はネットで調べると動画やPDFで詳しく出てきます)

12.低反発クッション

低反発クッションはお尻の褥瘡防止用の介護用品です。

低反発クッション選びのポイントは、

  • 洗濯できる(しやすい)こと
  • 長時間座ってもお尻が痛くなりにくいこと
  • 姿勢を保ちやすいこと

上記の3点です。

 

お尻の下に置くクッションですが、車いすの方は必須の介護用具です。

長時間車いすに座る場合、お尻の血行が悪くなって酷いときだと褥瘡になってしまいます。

それを防ぐためにもこの低反発クッションが必要になるのです。

この低反発クッションはアウルクッションと呼ばれ、縁起の良いフクロウの顔をしたクッションです。

低反発+姿勢が保ちやすい形状+掃除がしやすい素材なので、勤めていた介護施設では車いすの利用者さんのご家族におすすめしていました。

13.介護ストロー

介護ストローはご自身でコップを持って飲み物を飲むことができない方や寝たきりの方を補助する介護用品です。

介護ストロー選びのポイントは、

  • 掃除が簡単なこと
  • 飲み物がこぼれないこと

上記の2点です。

 

介護ストローは飲みやすくてもこぼれてしまうものが多いのですが、こちらはペットボトルに装着するタイプなのでキャップが外れずにこぼれません。

また、他の商品では飲み物を入れる部分が壊れてしまったら買い替えなければいけませんが、ペットボトルが汚れてしまえば新しいものに変更できるので便利です。

まとめ

たくさんご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。

効果はすぐに実感していただける物ばかりです。

ご両親の健康が一番なので、適材適所で介護用品を使いましょう。

 

以上が「【超役立つ13選】介護用品のご紹介」でした!!

長々と読んでいただきありがとうございました。

【まとめ】介護施設での勉強会、研修の内容やテーマについて

【まとめ】介護のニュースや実際に体験した裏情報など

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。