第9回:介護施設の虐待オムニバス

本当にあった虐待の怖い話 第9回

今回は、

第9回:介護施設の虐待オムニバス

をご紹介します。

 

※第1回を知らない方は先にこちらからどうぞ!

 

それでは、どうぞご覧ください。

 

 

個人を特定される恐れがありますので、一部改変し短いストーリーにしてご紹介します。

気分を悪くされる場合もありますので、閲覧する自信のある方だけご覧ください。

 

介護施設の虐待オムニバス

僕の偏見ですが、恐怖度を★(怖くない)~★★★(怖い)の3段階で評価しましたので、怖いのは無理!見れない!という方は参考にしてください。

 

今回ご紹介するお話は、「ドナドナ」、「太鼓」、「めっちゃ可愛い」、「破れた服」の4つです。

 

【恐怖度:★☆☆】21話 ドナドナ

ドナドナ

ある日の介護士Aさんと利用者Bさんのやりとり。

介A「Bさん、おやつ食べにリビングに行きましょう。」

利B「嫌だ!食べたくない!」

 

同日、Aさんと利用者Cさんのやりとり。

介A「Cさん、リビングで飲み物飲みに行きましょう。」

利C「飲み物は後でいいです。」

 

10分後、BさんとCさんはリビングに来た。

二人の意思に関係なく、Aさんが無理やり車いすに乗せて

 

そう、まるでドナドナのように。

 

【恐怖度:★☆☆】22話 太鼓

太鼓

「ポンッ、ポンッ!ポンッ、ポンッ!」

 

考えたくはないが、恐らくそうだ、多分叩いている。

何か分からないけど叩いている音がする。

 

「ポンポンッ!はい!ポンポンッ!はい!」

 

軽快な合いの手が入ってる。

間違いない、この声は介護士Dさんだ。

 

「ポポポンッ!はいはい!ポンポン!はい!」

 

声が聞こえる利用者さんの居室を開けると、Dさんが利用者さんのおなかを叩いていた

Dさんはまさか私が来ると思わなかったのか、一瞬「しまった」、という顔をしたが続けて、

 

介D「えっ、あっ(3秒固まる)、せ、先輩も利用者さんのおなか叩きます?」

 

 

やめろ、罪を重ねるな。

 

【恐怖度:★★☆】23話 めっちゃ可愛い

めっちゃ可愛い

利用者さんに可愛いって思うのは良いと思います。

でも、利用者さんが自分たちより目上の方だと忘れていませんか。

 

ギャルっぽい介護士Eさんが、今日も利用者Fさんを可愛い可愛いと言っていました。

EさんはFさんのほっぺたをずっとこねくり回し、引っ張ったりつついたり揉んだり。

 

すると、Eさんが「あ、これめっちゃ可愛い、やばい!www」と言い出したので見てみると、Eさんの人差し指をFさんの口に入れて吸わせていました

 

人間を動物と勘違いしていませんか。

 

【恐怖度:★★★】24話 破れた服

破れた服

私は日勤が終わり、フロアで日報を記載していました。

フロアでは、私が申し送りをした介護士Gさんが就寝前の排泄介助を行っています。

 

心の中で(Gさんがんばれー!)と応援し、日報を書き終えたらGさんにチョコレートを置いて帰ろうとしていました・・・が、介護施設では聞くはずのないセリフが響きます。

 

人殺しー!こいつ人殺しだぞー!

 

間違いなくGさんが排泄介助をしに入っていった居室から利用者さんの怒号が聞こえました。

他にもドンドンドン!という重低音が響いていますし、「いい加減にしろくそじじい!」というGさんの声も聞こえます。

 

少しすると、Gさんが何事もなかったように居室から出てきて、

「時間も遅いから気を付けて帰ってね^^」

と言ってくれましたが、Gさんの着ていたカーディガンはビリビリに破け、居室からは「殺されるー!殴られたぞー!」という叫び声。

 

 

Gさん、一体何が起きてるの(涙)

 

まとめ

これにて「第9回:介護施設の虐待オムニバス」おわりです!

いつも読んでいただきありがとうございます。

 

胸くそ悪い話ばかりですが、目的は反面教師にすることですからね。

最初にお話しした「ドナドナ」のように、利用者さんの都合を無視することは介護施設ではよく起きているのでその環境に慣れてしまわないようにしましょう。

 

 

今回も長々と読んでいただきありがとうございました。

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