第2回:排泄介助の際に起きた虐待

本当にあった虐待の怖い話 第2回

今回は、

第2回:排泄介助の際に起きた虐待

をご紹介します。

 

※第1回を知らない方は先にこちらからどうぞ!

 

それでは、どうぞご覧ください。

 

 

※個人を特定される恐れがありますので、一部改変し短いストーリーにしてご紹介します。

※気分を悪くされる場合もありますので、閲覧する自信のある方だけご覧ください。

 

排泄介助の際に起きた虐待

僕の偏見ですが、恐怖度を★(怖くない)~★★★(怖い)の3段階で評価しましたので、怖いのは無理!見れない!という方は参考にしてください。

 

今回ご紹介するお話は、「”くさい”」、「しつけ」の2つです。

 

【恐怖度:★☆☆】4話 ”くさい”

くさい

介護をしていると、どうしても”臭い(におい)”って気になりますよね。

特に、便失禁の始末をすると、だれもが息を止めたくなるのではないでしょうか。

 

これは私が朝の10時に出勤した時の話なんですが、引き継ぎの職員から申し送りを受け、フロアに入るとツンとくる便臭に気付きました。

 

私は、(さっきの職員わざと排泄介助行かなかったでしょ。あー、最悪ー。)と少しいらいらしながら、便臭がする利用者さんを居室のトイレへ。

案の定、すごい量の便と尿でズボンまで汚れていました。

 

鼻をふさぐわけにもいかず、(鼻がおかしくなりそー!助けてー!)と思いながら利用者さんのおしりをおしぼりでふいていると、そこへたまたま利用者さんの様子を見に来た施設長が居室へ入ってきたと思ったら、

 

くさい!

 

の一言だけ言い放ち、扉をぴしゃりと閉めて帰っていきました。

ケアを行っている私たち職員ですらその言葉を言わないようにしていたのに、まさか施設長が言うとは・・・。

 

さすがに施設長が虐待発言をするのはありえませんね^^;

思っていても、心のうちに留めておきましょう

 

次のお話は、皆さんも似たような話を見たり聞いたりするのではないでしょうか。

それではどうぞ。

 

【恐怖度:★★☆】5話 しつけ

しつけ

私がいつものように日勤の仕事をしていると、いつもにこにこしている看護士さんが泣きながら走ってきて、

 

「見ちゃいけないのを見ちゃいました。助けてください。」

 

と報告を受けました。

何やら話を聞くと、

 

看護士さんが男性の利用者Aさんの処置を行うため、Aさんの居室に入ったところ、介護士のBさんが排泄介助を行っている最中だったようで、利用者のAさんと介護士のBさんは看護士さんに気が付かずに、

 

利A「おい!触るなー!辞めろって言ってるだろ!お前が嫌いなんだわ!!」

介B「こっちも好きでやってるんじゃない!誰が好きでお前なんかのオムツかえるか!!」

 

と、言い争っていたそうです。

すると、利用者のAさんが介護士のBさんを叩き、Bさんは顔を真っ赤にして、

 

介B「Aさん、あんたはしつけが必要みたいだな。」

 

と言って、手袋をした手でAさんの陰部を力いっぱいデコピンをしました。

Aさんは、「痛い!」「助けて!」と叫んでいたのを、看護士さんは怖くて声を掛けられずに見ていたそうですが、看護士さんの泣き声にBさんが気付いて手を止めたところで看護士さんが助けを求め私のところへ走ってきたみたいです・・・。

 

 

この話では、BさんはAさんが非力なのをいいことに、性的虐待をしてしまいました。

人が人を辱める行為は許されるわけがありません。

 

正直、私も利用者さんから暴力を受けて腹が立った経験があります。

しかし、絶対に越えてはいけない一線があります。

そこを越えてしまうと人が人としていられなくなってしまいます。

 

介護士をしていると、自分がいつでも加害者になり得ますので、常に頭を冷やす方法を身につけておきましょう。

(ちなみに僕が腹を立てた時は、他の職員にピッチで電話をかけ聞いてもらっていました)

 

まとめ

これで「第2回:排泄介助の際に起きた虐待」は終わりです。

第3弾にはかなり怖い虐待の話が載る予定です^^;

 

今回は以上です!

長々と読んでいただきありがとうございました!

 

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