【必須】介護をするなら「ノーリフティング」の知識をつけよう!

ノーリフティングの知識を付けよう

皆さんはノーリフティングを実施して介護をしていますでしょうか。

やってるやってると思っている方もそれは正しく合っていますか?

ノーリフティングを理解することで職員と利用者さんを共に守ることが出来るのです。

 

僕は施設で3年間働いていましたが、勤めて1年で腰痛になってしまいました。

腰を痛めたのも正しいノーリフティングを実施しなかったことで腰に大きな負担を掛けてしまっていたのです。

 

腰は身体の要と言いますので介護をしているのであれば大切にしないと将来大変なことになってしまいます!

 

 

それでは「介護をするなら「ノーリフティング」の知識をつけよう!」をご紹介します。

 



ノーリフティングポリシー/ノーリフティングケアとは?

ノーリフティングの定義

「押す、引く、持ち上げる、ねじる、運ぶ」ことを人力のみで行うことを禁止する。

いわゆる「持ち上げない、抱え上げない介護」のことである。

※オーストラリアでは介護や看護から押す・引くの行為を断絶することは不可能だとされており、適切な福祉用具を併用することを基本としている。

 

僕のいた施設では福祉用具が充実しており、周りの施設に比べて人力で介助を行うことがほとんどありません。

しかし、福祉用具を使用すると時間が掛かってしまい、ノーリフトを勉強するまでは時間が惜しく人力で介助をしてしまっていたことがありました。

 

人力で介助を行うと、自分にも利用者さんにも過度な力が加わりお互いの負担になってしまうので気を付けなければなりません。

 

ノーリフティングの必要性

1.社会環境

・要介護高齢者、認知症高齢者の増加

・新生児の減少→労働者人口の減少

・老老介護、認認介護の増加

 

2.介護環境

・身体労働負担の高さ

・他産業と比較した離職率の高さ

 

これより、

誰にでも安全に出来る介護環境の設定や提供が必要になってきました。

 

ノーリフティングの有益性

1.職員視点

・腰痛予防

・業務の効率化

・良好な職場環境の維持

2.利用者さん視点

・身体的・精神的自立支援

・褥瘡予防、関節拘縮予防、スキントラブル防止、転倒防止

 

ノーリフティングに繋がる福祉用具と職場環境の整備

1.福祉用具

・介護ベッド

・スライディングシート

・スライディングボード

・移乗用リフト

・車いす

福祉用具が揃っていない施設であれば難しいですが、1つでもあれば有効に活用しましょう。

 

2.物理的な環境設定

・棚の高さ

・コンセントの高さ

・手洗い場の足元のスペース

・靴

時間効率を重視する気持ちは分かりますが、自分の身体に良い環境作りを心掛けましょう。

 

3.その他

・休息時間(十分な休息がとれないと腰痛が悪化する)

・家事の姿勢

・ストレッチや体操などの自助努力

 

まとめ

以上が「介護をするなら「ノーリフティング」の知識をつけよう!」でした。

 

20代で腰痛に悩んでいる人も多いので本当にノーリフトケアを実施することをお勧めします!

(職員の6~7割の人が腰痛を訴えています)

今になって介護士に就職してからすぐにノーリフティングの勉強をしておけば良かったな・・・と後悔しています。

良い職場環境を作る為にも是非ノーリフティングケアを行いましょう!

 

長々と読んで頂きありがとうございました。

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日本ノーリフト協会








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