介護で気を付ける感染症~ノロウイルスの対応~
今回は「ノロウイルスの対応」についてご紹介します。
秋・冬は特に流行しますので、
免疫力の低下している高齢者も一度感染すると大変危険です。
しっかりと対応出来るように日頃からイメージトレーニングをして
それではご覧ください。
ノロウイルスの嘔吐物の処理
施設により対応方法は違うと思いますが、
ポイントは、
・処理をする職員が感染しないこと
・消毒を徹底し感染源を潰す
・いざという時の為に必要物品を準備しておく
以上を踏まえて、
嘔吐物処理の手順
1.
2.マスク、ガウン、足袋、手袋を二重に着用する
3.新聞紙を使ってペーパーで覆った嘔吐物をかき集める
4.かき集めた嘔吐物に次亜塩素酸ナトリウム0.5%(
5.かき集めた嘔吐物を二重にしたゴミ袋に入れ、
6.嘔吐物の入ったゴミ袋に次亜塩液を噴霧し、
7.ガウンを内側に丸めて二重のゴミ袋の外側の袋の中に捨て、
8.ガウンが入っている側の袋に次亜塩液を噴霧する
9.ペーパーに次亜塩液を噴霧し、
10.ゴミ袋は隔離保管する
以上となります。
僕の施設はユニット型ですが、
手順が多く間違えやすいですが、
また、嘔吐や下痢、
その後は医者からの判断を仰ぎ、指示に従って行動しましょう。
現場に遭遇するとかなり焦りますのでパニックにならないで
ノロだと嘔吐物がスプレー状に広がりますので見えている部分より広範囲を必ず消毒
まとめ
以上で「介護で気を付ける感染症~ノロウイルスの対応~」を終わります。
以前、ノロ疑いの利用者さんが同じ日に3人くらい出てか
使い捨ての食器を使ったり部屋の掃除を徹底したり…
看護士さんもてんやわんやでかなり揉めてました。
結局ノロじゃなかったんですけど、
長々と読んで頂きありがとうございました!!
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